年上は「先輩」の男、「友達」の女

学生時代は、年上を「先輩」って言っていた。

 

卒業してみると、

男の場合は、そのまま「先輩」って感じ。

だけど、女の人って「友だち」になってる。

 

・・・不思議だ。

 

僕は、2つ上の男の先輩は好きだった。

1つ上は、なんか好かない・・・

 

ま、学生時代は先輩と仲良くなかったけど。

 

女性は、年上が好きです。

 

今回は、前回、前々回と書いてきた

ジョージ・オーウェルの一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

で、支配者が掲げている3つのスローガンの3つ目。

WAR IS PEACE

(戦争は平和なり)

FREEDOM IS SLAVERY

(自由は隷従なり)

IGNORANCE IS STRENGTH

(無知は力なり)

 

なんで男と女の違いから書いたのか?

 

それは、

人によって言葉の意味が変わるからで、

男は特に「知っていること」を話したがる。

 

「無知は力なり」と絡めて話していこうと思う。

 

真の自由とは?

小説で有名なセリフが

真の自由とは、正しいと思えることを正しいと言える自由。

 

2+2=4であると言える自由。

2+2=5だと、俺が言うから5なんだ!

と拷問の時にも言われている。

 

こちら側が流す情報が正しい!

正しいだけではなく、絶対なんだ!と。

 

正しいことを押し付けるのは、

日常的なことで当たり前になっている。

 

正しいことを

押し付けれられるってこんな感じ。

 

先週のニュースでは、

「チョコレートの配給が20グラムに減ります」

って言っていた。

 

今週のニュースでは、

「チョコレートの配給が20グラムに増えます」

と、言った。

 

減ったのではなく、増えたんだよ!

 

みなさん信じましょうね!って話ではなく、

事実として増えたことだからね!って話になる。

 

だから、喜ぶんでしょ?

喜んでるよね!?ね!!?

 

喜ばないのは、犯罪です。

思考犯罪だから、存在を消しちゃうよ?

イヤでしょ?増えたんだからね!って。

 

内心「おかしいだろ?先週は減るって言ってたのに?」

って思うひとりの男が言ったのが、

「2+2=4であると言える自由」ってセリフ。

 

この小説の中で、女同士の会話はない。

よくしゃべるのは、いつだって男。

 

2+2が5だと言われたら、

「5だよ!」と言って回るのも男。

 

正しいことなんてない

3つ目の「無知は力なり」だけど、

これは、自分の考えを持てない人間になろう!

ってこと。

 

主体性を持った国民などいらない。

操縦しやすいように教育していく。

というのは、前回の記事

【自由】という売りモノはいかが?

で、お笑い番組を例にして書いた。

 

テレビは操縦しやすいように

教育していくためのモノ。

 

映像と言葉で、これが正しいことですって

多くの人に思ってもらえるようになってる。

 

だって、言葉に支配されているから。

 

 

ニュース番組を考えてみると分かりやすいと思う。

 

ニュースキャスターは、信用できそうな見た目。

もしくは、綺麗だったり、可愛かったり。

 

そんな人が、原稿を読んでいるから聞いちゃうよ。

 

まずは、原稿を書く人は他にいるってこと。

誰がその原稿を書いたかは教えてもらえない。

 

どんな意図があるのかわからないし、

適当なことを言っているのかすら、知らない。

 

聞こえる言葉と見える言葉からしか判断できない。

 

原稿に出てきた言葉から、

自分の言葉で話すかもしれない。

 

けど、それがあるのか?ないのか?

どちらかの話にしかならない。

 

そもそも論点がずれていれば、

無意味な話を聞かされることになる。

 

 

簡単に言うと、

1+1=1だってこと。

 

俺が言うから、そうなんだ!

 

・・・とは言わない。

 

粘土が1つ、手元にある。

年上の女性が、粘土を1つ持ってきた!

 

そして、僕の1つと、もらった1つを足すと?

 

1つになった!!!

 

1+1が1になった!

 

というように、数学の話なら2になるけど、

数学の話じゃないなら、1にもなる。

 

正しいと思えることだって、

見方が変わればオカシイことにもなる。

 

無知の知

無知は力なりと聞いて、「無知の知」

って言葉を思い出した。

 

それはそれは、賢い哲学者がいました。

 

その人の名は、ソクラテス。

 

ソクラテスに対して、

「あなたが一番賢いんじゃないの?」

っていう人が多かった。

 

だから、ソクラテスは、

「そんなことないよ。あの人とかは?」

と、賢いと評判の人を挙げて言った。

 

そして、その人に会いに行った。

 

話してみて感じたのは、

「たいして知らないな・・・」

知っていると思い込んで話しているけど、

賢いと言えるような人でもないな。

 

無知の知は、

自分は知らないってことを知ってるってこと。

 

だけど、「俺は何も知らないんだ!」と

大声で言うようなことでもない。

 

自分は知ってるなんて思い込みをしないぞ!

という心構えを持ったって話。

 

勉強だってそうだけど、

知らないことを覚えていくから、

知識が増える。

 

自分はどこを知らないのか?を探して、

知識の欠損部分を埋めていくことが大事。

 

どこを知らないか?は基礎に戻って探すといい。

 

応用問題がやりたくても、

基礎がないとできないからね。。。

 

まとめ

支配者の掲げているスローガンを3つ見てきた。

 

1つ目:戦争は平和なり

無意味な仕事で平和になる

 

2つ目:自由は隷従なり

【自由】という売りモノはいかが?

 

3つ目:無知は力なり

 

一貫して感じるのは、言葉の重要性。

 

知っていると思っていることでも、

疑うことを繰り返していこうと思う。

 

この小説を読んで、

世の中の仕組みはこんなだと思えたら、

 

どうすればいいのか?は見えてくる。

 

 

使える言葉(語彙)を増やすのは、

何をするにも大事なことだと分かったし、

面白い小説だった。

 

ハマり出せば、一気に読めるオススメ小説です!

 

 

男と女の違いも面白いな・・・

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください